フジモトマサルの『夢みごこち』
今日のカフェボンボンは、動物キャラクターが多数登場する長編マンガ。 人気漫画家・イラストレーターのフジモトマサルが、夢の不思議をシュールに描きます。 『夢みごこち』 著者:フジモトマサル 出版社:平凡社 夢みごこちときくと、ふわふわと幸せな酩酊気分を連想するけれど、 この作品の夢みごこちは、終わりのない夢。悪い夢がぐるぐるとループする。 夢の中でカモノハシとして目覚めた僕。...
View Articleうららかな京都
くるりや木村カエラ、UAなど数多くのアーティストの写真を手がける写真家が写す京都の風景。 ガイドブックとしても使える、とびきり贅沢な写真集です。 『京都 The Old and New Guide of Kyoto』 著者:MOTOKO 出版社:プチグラパブリッシング 京都の町のすみずみまで柔らかい光が差し込んでいる。...
View Article物語のある広告コピー
今日のカフェボンボンは、ストーリーや情景が心に浮かぶ広告コピーを紹介した新刊本。 チョコレートやお茶づけに秘められた物語にドキドキしたりしみじみしたり。 恋、女性、家族などのテーマに沿って、115の物語が並びます。 『物語のある広告コピー』 出版社:パイ インターナショナル 俳優の大滝秀治さんが息子役の岸部一徳さんに「つまらん!」と言う。 あのキンチョールのCMが好きでした。...
View Articleニャロメのおもしろ数学教室
今日のカフェボンボンは、赤塚不二夫の『ニャロメのおもしろ数学教室』。 天才バカボンやニャロメが数学世界の案内人。 ニャロメ漫画で楽しむギャグ満載の数学教室へどうぞ! 『ニャロメのおもしろ数学教室』 著者:赤塚不二夫 出版社:新講社 赤塚先生と数学がドッキング!? もうそれだけでワクワクします。 アルキメデスやピタゴラスが、バカボンのパパやニャロメと一緒に登場し、数学の世界をご案内。...
View Article世界で一番美しいレントゲン図鑑
ぬいぐるみに靴、花や昆虫、珊瑚もスケルトンに! セキュリティ用スキャナーやX線の装置で写し出された、世にも美しいレントゲン写真集です。 『世界で一番美しいレントゲン図鑑』 著者:ニック・ヴィーシー 出版社:エクスナレッジ チーズおろしやギター、椅子に地球儀、アイスクリームコーン……。 身のまわりのありふれたものを透かして見たら、こんなにも不思議で面白いなんて。...
View Article白洲正子の『夕顔』
今日のカフェボンボンは、『夕顔』。 随筆家・白洲正子が愛する花や骨董、文学、生と死について独特の美意識でつづる。 自然と命が響き合い、生きる喜びにあふれた傑作エッセイ集です。 『夕顔』 著者:白洲正子 出版社:新潮社 白洲次郎・正子夫妻が終の住処としたのは、雑木林が残る東京郊外にある茅ぶき屋根の家でした。 どんなに多忙でも庭に草花を絶やさず、訪問客を迎えるときには必ず花を生けた日々。...
View Article団地の女学生
今日のカフェボンボンは、女の本音が炸裂するスリリングな小説。 マンモス団地を舞台にした『爪を噛む女』と『団地の女学生』の二編。 住人たちのやるせない日常をシニカルに描きます。 『団地の女学生』 著者:伏見憲明 出版社:集英社 『爪を噛む女』の主人公・美弥は38歳独身。 団地の独り暮らしの高齢者を世話する訪問ヘルパーをしている。 美弥自身が育った団地の自宅と仕事先を自転車で行き来するだけの生活。...
View Article動物たちがきいちごを紹介します
今日のカフェボンボンは、丸ごときいちごの絵本『きいちごだより』。 岸田衿子の生き生きとした文章と古矢一穂のやわらかな絵の世界。 朝から和めるおすすめの一冊です。 『きいちごだより』 絵:古矢一穂/文:岸田衿子 出版社:福音館書店 日本に自生するさまざまな種類のきいちごが登場する。 きいちごの絵は実物大!!...
View Articleにぎやかで楽しい『たまごのはなし』
今日のカフェボンボンは、生命の不思議がいっぱいのたまごの本。 復活祭(今年は3月31日)のイースターエッグにちなんで選びました。 たくさんの命が生まれる春にぴったりの本です。 『たまごのはなし かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのち』 文:ダイアナ・アストン/絵:シルビア・ロング/訳:千葉茂樹 出版社:ほるぷ出版...
View Article韓国の美しい裁縫道具
今日のカフェボンボンは、『あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま』。 韓国のお裁縫にまつわるお話。 伝統的な裁縫道具が美しい、個性的なテーマの絵本です。 『あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま』 文・絵:イ ヨンギョン/訳:神谷丹路 出版社:福音館書店 昔、赤てぬぐいを頭にかぶった奥さんがいました。 裁縫上手な奥さんの部屋には、いつも7つの道具がありました。...
View Article水木しげるのエキサイティングな半生
今日のカフェボンボンは、『ほんまにオレはアホやろか』。 漫画家・水木しげるの波瀾万丈な半生を描いた、エキサイティングで人間味あふれる自伝。 ちょっと憂鬱な朝や落ち込んだ時に読むと心がほぐされて励まされます。 新しいシーズンが始まって緊張気味な時にもおすすめです。 『ほんまにオレはアホやろか』 著者:水木しげる 出版社:新潮社...
View Article豊川悦司、写真集発売!
今日のカフェボンボンは、『豊川悦司 蜷川実花』。 大ヒット上映中の映画『プラチナデータ』に出演の豊川悦司。 フォトグラファーで映画監督の蜷川実花が、俳優・豊川悦司を撮った。 彼の生まれ故郷、大阪を舞台にした写真は、親密な気配と熱い空気に満ちている。 トヨエツの放つオーラと旅の高揚感が一体となった写真集です。 『豊川悦司 蜷川実花』 出演・文:豊川悦司/撮影・構成:蜷川実花...
View Article村上春樹訳で読むアメリカ文学
今日のカフェボンボンは、『マイ・ロスト・シティー』。 F・スコット・フィッツジェラルドの珠玉の作品集です。 翻訳はまもなく発売予定の新作が話題の村上春樹氏。 悲しみとやさしさを湛えたフィッツジェラルドの輝きを余すところなく伝えています。 『マイ・ロスト・シティー』 著者:スコット・フィッツジェラルド/訳:村上春樹 出版社:中央公論新社...
View Article洋食屋から歩いて5分
今日のカフェボンボンは、作家・片岡義男の素敵なタイトルの本。 コーヒー、トマト、素麺、かき氷、外国旅行のお土産など、美味しいものを巡るエッセイ集です。 『洋食屋から歩いて5分』 著者:片岡義男 出版社:東京書籍 一杯のコーヒーが非日常との接点を作り出す。 小説を書く時はいつも、日常から非日常へと何の無理もなしに移れなくてはならない。 コーヒー百杯につき、短編小説のひらめきがひとつ。...
View Articleコーヒーが好きなら読んでみて!
今日のカフェボンボンは、『コーヒー「こつ」の科学』。 科学の視点でコーヒーの世界を旅するガイドブック。 コーヒーを美味しくいれるための知識をわかりやすく紹介しています。 『コーヒー「こつ」の科学』 著者:石脇智広 出版社:柴田書店 家やオフィスに入った時、コーヒーの匂いが漂っていると、ほっとくつろいだ気分になります。 不思議ですよね。...
View Articleアンソロジー カレーライス!!
今日のカフェボンボンは、カレー好き必読の新刊本。 カレーづくしのエッセイ集です。 池波正太郎、伊集院静、阿川佐和子、町田康、よしもとばななら33人のカレー話。 熱くて辛いエピソードの数々をフーフーしながら読んでくださいね! 『アンソロジー カレーライス!!』...
View Articleあかいかさがおちていた
今日のカフェボンボンは、『あかいかさがおちていた』。 堀内誠一のセンスあふれる楽しい絵本。水彩画の明るい色使いが印象的です。 『あかいかさがおちていた』 作:筒井敬介/絵:堀内誠一 出版社:童心社 赤いかさが落ちていたのは、そこらの道路じゃありません。 雨の降るジャングルの真ん中でした。...
View Article異色のフレンチ・ミステリ
今日のカフェボンボンは、仏ミステリ界の女王が放つ傑作『裏返しの男』。 アルプスの山村を舞台にした人間味あふれるミステリ。 パリ第五区警察署長アダムスベルグシリーズ、『青チョークの男』に続く待望の第2弾です。 『裏返しの男』 著者:フレッド・ヴァルガス/訳:田中千春 出版社:東京創元社 アルプスの山村で無惨な羊の死体が次々に見つかった。 のどに残された巨大な歯形に怯える村人たち。...
View Article春のカフェ旅
今日のカフェボンボンは、雑誌『珈琲時間』の最新号。 コーヒーと楽しむ小さな旅、ホテルの素敵カフェ特集をお届けします。 『珈琲時間 2013 Spring 5月号』 出版社:大誠社 旅先で見つけたカフェにふらりと立ち寄る。 限られた時間のなかで味わう、特別な一杯。 もしかしたら、ただ一度の出会いかもしれない。 店から見える風景も、カフェで居合わせた人も。 だから、心ときめく。...
View Articleアロハな本①『ハワイアン・ガーデン』
今日のカフェボンボンは、楽園ハワイの植物図鑑。 フラやレイ、ハワイアン・キルトに使われる植物など約400種を紹介した、 アロハ・スピリッツあふれる花の本です。 『ハワイアン・ガーデン 楽園ハワイの植物図鑑』 著者:近藤純夫 出版社:平凡社 色鮮やかな花が咲き乱れる熱帯植物園のようなハワイの島々。 レイやフラ、ハワイアン・キルトにも、さまざまな花が伝統的に使われていますよね。...
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